7月3日中日新聞

6月中旬名古屋本社の中日新聞の記者の方から、オバマ大統領が広島平和公園を訪問した際、折り鶴を受け取った小学生に取材を申し込もうと、調べていたら千羽鶴未来プロジェクトの活動を知り是非にと取材を受けることになった。
記事の内容は、千羽鶴を贈って60年が経過し、禎子さんの生涯は世界中に広まり、千羽鶴が平和のシンボルになった。その千羽鶴を使った平和を願う活動として姿を変えてなお、世界に羽ばたき続けていることを記事にして頂いた。

中日新聞pdf

内容は、禎子さんが千羽鶴を折るきっかけになった事が、詳しく書かれており、千羽鶴の贈り主は愛知淑徳高校の青少年赤十字団に所属していた女子生徒たちで、不思議な縁を感じたそうです。

中日新聞2015.10

その基になった記事がこちらで、禎子さんの命日に広島を訪問し、再び千羽鶴を禎子さんにささげる内容。

己斐小学校では、毎年8月6日に原爆で亡くなった方々を追悼する式典を、平和への想いを描いた絵をキャンドルに灯して行っている。今年は絵を描く為の用紙を、千羽鶴再生紙にしたいとPTAの方から問い合わせの電話があった。
丁度、灯ろう流し用の専用紙を抄紙こともあり、必要な枚数を準備させて頂いた。
お話しを伺いながら以前、己斐小学校の平和祈念碑を、当時市立大学教授の若山裕昭氏が、己斐小学校から依頼を受けて制作中の現場に行ったことを思い出した。
PTAの方に当プロジェクトの活動内容を説明すると、是非平和学習の出前授業をと、依頼を受け引き受けることになった。

己斐小学校での平和学習出前授業

千羽鶴再生紙に平和のメッセージを書き込む生徒

実に真剣に向き合っています。

5月21日(土)中国新聞朝刊から

昨年に続き、千羽鶴未来プロジェクトは千羽鶴再生紙の絵はがき3種類(原爆ドーム、平和の子の像、慰霊碑)の制作に協力した。広島市周辺の約30の福祉事業所が、年間約10トンの折り鶴を解体。折づる再生紙、一般再生資源、処分ゴミに仕分けした資源を千羽鶴再生紙に抄紙。ハガキを印刷し、平和祈念館に自ら納品。

利用者自ら代車に積み込み納品準備

上野君、廣瀬君が丁寧に納品します。