平成18年地球環境基金助成事業
千羽鶴未来プロジェクトからのお知らせ、活動報告、トピックスを
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一昨日、学校から生徒の書いた作品を、「しおり」にして関係先に配布、本校の校風を紹介したいと、相談を受けました。
これは、千羽鶴未来プロジェクトが進めている、千羽鶴再生紙を活用した、障がい者支援そのものです。「千羽鶴ファクトリー構想」に積極的に参加している特別支援学校としては、千羽鶴再生紙を使った社会実験に参加出来ます。学校側はこれを「課題研究」と言います。
高等部2年生女子生徒が描いた6点のイラストを見せて頂きました。思わず「えっ」と言わせるほどの作品です。これを預かり「しおり」を作ることにしました。画像の加工やレイアウトはプロジェクトのスタッフが担当します。出来上がったサンプルを確認して頂きます。
面付けされ、出力された用紙を、工房の「なかま」が、一点ずつ抜いて仕上げます。工房の「なかま」は、特別支援学校の卒業生です。[しおり]の他にA7リングメモ帳も作ります。学校側は、その製造過程で卒業生が係わることがプロジェクトの良いところと評価して頂きました。
昨年末、商品のブラッシュアップの為、スタッフの皆さんと1時間懇談しました。問題点を見いだすのが今回の課題です。ここでは通所している障がい者の方々をスタッフから「仲間」と紹介されました。
その日は、作業が午前中で終わっていたため、製造工程は確認できませんでしたが、商品について質問を受けそれに応えることが出来ました。
1.袋詰めされた商品「おかき」の外観
2.ネーミング
3.販売価格
4.販売方法
5.販売先
などが、テーマになりました。
そして、2016年1月21(木)11:00
製造工程を見学するため、改めて訪問しました。
工房では、15名の「仲間」が、炊きあがった米とゴマ、塩を混ぜ、団子状に丸め、プレスして乾燥。そして焼き終わった煎餅に、それぞれの味を付け、乾燥。袋詰め。
この日の午後は仲間たちの行事が有るので、午前中で作業は終了。片付けを済ませて打合せをしました。
前回の課題を解決する為のミーティングです。
1.半透明の袋から、商品の見える袋に変更
2.シールの数と、デザイン
3.シールの貼る位置や大きさ
4.それに係るコストの比較
5.その他作業性など
形状デザインの優れたモノが出来たとしても、「仲間」の作業性のことも考慮して、課題を解決することになります。
2013年、2014年連続して[ S-1 SUMMIT ]の優秀賞、最優秀賞を獲得してきた「おかき」を、自信を持って販売するためへの挑戦が始まりました。
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「千羽鶴未来プロジェクト」は、千羽鶴の再生を通して世界の子どもたちと共に平和について学びます。
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