平成18年地球環境基金助成事業
3年前から、千羽鶴再生紙でノートを作り、市内の小学生に贈っていた古紙組合(製紙原料直納組合)の依頼で、今年は表紙、本文とも、ファクトリー構想で進める千羽鶴再生紙を使うことに成り、焼死されたばかりの本文用の再生紙が、広島の印刷工場に搬入されました。
古紙組合さんとは、昨年からパートナーとして千羽鶴ファクトリー構想をご理解頂き、解体した千羽鶴を27の作業所から回収、保管、プレスをお願いしています。千羽鶴を解体、仕分けして千羽鶴再生紙にする折り鶴と、千羽鶴再生紙に向かない濃い色、千代紙、その他の折り鶴は、一般再生資源として古紙組合さんに有効活用していただいています。
新しいノートが出来上がりましたら、お知らせ致します。
ホームページ・プロジェクトでは、4つの事業所・NPOが参加して、使いやすく、見えやすいホームページを作ろうと研究会を開催してきましたが、今回2つの事業所のホームページがオープンしました。
◎就労移行支援事業(定員6名)
◎就労継続支援B型(定員14名)を運営する
すまいる☆スタジオ
◎紙屋町地下街シャレオで障害者福祉施設において製作した、心のこもった手作りのセルプ製品を展示・販売している
ふれあいプラザ
是非アクセスしてみてください。
いずれも、情報が満載です。
6月から準備を進めていた千羽鶴再生紙を使った絵本が9月に完成した。1500冊は広島市に寄贈。その他は平和公園内などで行われる被爆体験学習の教材などに使われている。11月絵本の著者とともに松井市長を表敬訪問し直接渡すことが出来た。本書は「原爆死没者慰霊等事業」の補助を受けての出版で、2000部が印刷された。
この本の著者は佐藤廣枝さん。幼少の頃の被爆体験を絵本にしたいと以前から相談を受け、今回の出版となった。挿絵は南有田秋徳さん。日頃から再生グッズの製作にイラストを提供していただいている平和を愛する画家。頁の文章に合わせた丁寧な作品を提供頂いた。
被爆体験のある、原爆の語り部は高齢化して減少。それぞれの思いや被爆体験の内容を絵本にすることは大切なことと思う。千羽鶴再生紙がここで役に立てて本当に良かったと、来年度の準備にかかっている。
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千羽鶴未来プロジェクトのお知らせ
2023/05/19 Fri
2023.05.19 広島で開催されるG7 Hiroshima Summt に 2016年のG7外相会議に続いて採用されました。とても光栄なことです。
千羽鶴未来プロジェクトの基本方針
「千羽鶴未来プロジェクト」は、千羽鶴の再生を通して世界の子どもたちと共に平和について学びます。
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千羽鶴未来プロジェクトの主な活動
2024/10/23 Wed
10月23日(水)から一週間、三越広島店1F イベント広場で「秋のおひさまマルシェ」を開催します。初日の午前中おりづる大使のSTU48兵頭葵さんが、会場でMCとしてお手伝いいただきました。
千羽鶴再生活動以外の主な活動
月ごとの記事一覧
千羽鶴未来プロジェクトは、千羽鶴再生ノートの販売と、会員による年会費で運営されています。