活動報告 - 2011年度〜2012年度

10/23

再生紙工場で立ち会いをしました

2012/10/23 Tue

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巻き取られる千羽鶴再生紙

10月23日(火)早朝、千羽鶴を再生する製紙工場を訪問しました。当日はかなりの雨で、北陸本線は強風のため迂回。撮影クルーは約1時間遅れて到着。
まず、使用目的別に厚さの確認と、折りヅルの風合いの程度を指示。毎年のこととは言え、微妙な調整でいつも苦労をおかけして申し訳ないの一言です。今回はノートの表紙300g、本文70gを中心にボールペン用、封筒の4種類を抄紙。届けた折りヅルは昨年の夏、広島青年会議所主催の広島市民芸術祭で使用した折り鶴と、今年から千羽鶴ファクトリー構想で開催している広島市の折りヅル100%の再生紙が誕生します。

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職人の手で、少しずつ投入されます

折りヅルは、少しずつ確認しながら熟練した職人の手で投入されます。タンクの中を水流でかくはんしながら細かくなりますが、選別したつもりでも溶けにくい千代紙などが残って粉砕に時間が掛かります。

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溶けない千代紙

包装紙や千代紙、金銀の折りヅルは溶けにくいので、かなり時間が経ってもそのままの形で残ります。現場でのこういったデータを解体現場にフィードバックして、係わる方々にしっかり、仕分けして頂くようお願いしています。

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機械化はされていますが、手漉き和紙と同じ工程ラインになっているので、抄紙された後、しっかり圧力をかけて水を抜かないとフワッとした紙になるようです。

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RCCのカメラクルーの皆さんです。

この作業は、丸二日続けられます。来年1月に、残りの再生紙を抄紙します。そして2月以降、いよいよ洋紙工場でも新しい再生紙が抄紙される予定です。

Posted by 事務局 at 10時00分2011年度〜2012年度

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